2015年2月24日火曜日

半田晴久さん制作、みすず学苑CMの秘密


平成26年2月22日 朝日新聞


半田晴久さん制作のCMを紹介してきたが、タイミングよく新聞広告が出ていたので、それも掲載しておこう。全面なのでたいへんな大きさである。予備校のキャラクター?であるヤマトタケルさんの表情が今年ははじけている。


受験に合格して、それを喜んでいるかのようにもお見うけするが、はたしてどうなのだろうか。


ところで、これだけユニークな広告やCMを毎年制作されておられるだけに、web上でもいろいろなサイトで取り上げられていた。


いくつか紹介してみるが、どれもなるほどと思える反応ばかりであった。



みすず学苑がホームページでぶっちゃてけた件



イミフCMみすず学苑と同じ”芸風”の広告見つけた!インスパイアかと思いきや…そこには驚きの真実が!



「みすず学苑」のCMはなぜギャグ満載なのか調べてみた



さらに、こんな企画も。



今までの人生で一番印象に残っているCM・ポスターのキャッチコピー「怒濤の合格、みすず学苑」「NO MUSIC, NO LIFE」




どれも読んでみると可笑しくて笑えてしまう。私もそうであるが、みすず学苑の広告を見て、皆いったい何なのだろうと思っているのだ。無理もない。意味不明、でもどこか気になる存在だったのだ。


しかし最近、とうとうその秘密が明かされた。そのことも話題になっていたのだ。


せっかくなので、その秘密も紹介しよう。それは誰も想像しえなかった内容であった。



Q. みすず学苑の広告やCMは、なぜ毎年、あんなに意味不明なのですか?

A. みすず学苑の広告やCMは、どこにもないものにしてます。それは、13年間連続93.04%合格という、合格率がどこにもないものだからです。しかし、受験生でないのに、「みすずのCMのファンです」と、感想を寄せて下さる方もたくさんいます。 もちろん、中には「毎年毎年、広告の意味が不明です」「訳が分かりません」「長い間の疑問」と、おっしゃる方もいます。これまで、なぜあんなCMにしてるか、理由は公にしませんでした。しかし、今年は、たくさん質問が来たので、その訳を説明しましょう。 まず、「意味不明」というのは、本当は間違ってます。なぜなら、みすず学苑の広告には、一貫したポリシーがあるからです。それは、「受験に関する、言葉遊びで一貫してること」です。終始一貫、ダジャレを通し、最後は、「怒濤の合格みすず学苑」を連呼して終わりです。このテレビCMを、見ないで電車内のステッカーや、新聞、駅貼りポスターを見るので、意味が解らないのです。ステッカーや新聞、ポスターは、テレビCMを平面的に並べたものです。ソフトバンクや、日清食品のポスターもそうなってるはずです。 これが、終始一貫した、みすず学苑のCMのスタイルです。 では、なぜダジャレかと言えば、1960年までは、同音異義や掛詞(かけことば)は、「駄」のつかない「シャレ」と呼ばれ、知性や教養ある人が使う、優れた言葉だったのです。ところが、1960年に誰かが「駄」をつけ、シャレを貶(おとし)める風潮が始まったのです。 これは、志を持って捲土重来(けんどじゅうらい)する人を、「浪人」と呼んで貶(おとし)める風潮に似てます。学苑長は、これに憤るのです。だから、「浪人生よ、誇りを持って開き直れ。ダジャレよ、誇りを持って開き直れ」という、裏のメッセージがあるのです。それで、毎年開き直って、ダジャレのCMを貫くのです。 本当の話ですが、この説明ですら、読めばおかしいでしょう。そうです。みすず学苑の校風は、大変明るく、楽しく、面白いものなのです。だから、今までの2倍の勉強時間、3倍の学習量をやっても、ちっとも苦にならず、深刻にもならないのです。しかし、それだけやらないと、13年間連続93.04%の合格率は維持できません。この、明るく楽しい怒濤の勉強量が、高い合格率の秘密なのです。みすず学苑のCMは、それを表現してるのです。 また、15秒、30秒のテレビCMや、ポスター等では、「何か珍しいCMがあるな、みすずのCMだな」と、学校名やキャッチコピーを覚えてもらえばいいのです。 短いCMでは、名前や存在を覚えて頂くことが、まず大切です。携帯電話会社のCMに、意味無くしゃべる白い犬が出てきても、「なぜ犬がしゃべるのか? 携帯電話と犬の一家に、どういう関係があるのか」と、聞くのは野暮でしょう。テレビCMは、関心をもって頂くことに意味があり、それ以上の説明は、新聞広告やWEBを見たり、みすず学苑に、直接お問い合わせ下さればいいのです。

いくらなんでも広告であるかぎり、まったく意味不明な、意味のない広告をされるはずがない。そこには半田さんのCMの効果を研究し尽くした上での、奥深い方針があったのだ。経営に強い、半田晴久さんの実力を見る思いがする。


それにしても合格者の顔写真に実名入りの喜びの声を読むと、真実そうなのだと実感するものがある。今更ではあるけども、勉強ができるようになる秘訣を知りたくなった。(了)








2015年2月21日土曜日

半田晴久さん制作、みすず学苑のユニークなCM集









半田晴久さんは社会的にいくつもの顔を持つ多才な方である。なかでも私が感心するのは経済、経営に優れた能力をお持ちなことだ。

現代においては、経済に通じ、経営感覚に優れていることが、非常に重要なことだ。たとえ芸術家であろうと、宗教家であろうと、あるいは職業軍人であれ、経済に精通していることが、さまざまな面でより良い結果をもたらすと思えるからだ。







今日はそんな半田さんが創業した予備校のCMを紹介するが、よく考えられているCMだなとつくづく感心するほかない。






こんな面白いCMは、なかなかないと思う。すべて半田さんのアイディアなのだから、その才能には驚いてしまう。






なかには予備校ということで、こんなジョークのようなCMをするところで大丈夫? という疑問を持つ人もいるという。

それに対する半田さんの回答が、実にうならせる内容なのであった。(了)

Q. あんなCMを見て、予備校としてのみすず学苑に来る生徒がいるのですか?


A. そう思う人は、代ゼミや駿台、河合塾などに行きます。学苑長の考えは、少数制予備校に来て伸びる生徒は、頭が良くて才能もあるが、自己管理がやや苦手で、友達付き合いが良く、人柄のいい素直な子です。そんな生徒は、みすず学苑に来れば、爆発的に伸びます。そして、そんな人物の方が、社会に出て活躍してるのです。 みすず学苑は、首都圏に8校舎しかなく、全国展開もしません。だから、少数制予備校に、ふさわしい生徒だけ来ればいいのです。また、あのCMを見て、「何となく面白そうだな」と感じる、シャレの分かる、明るくて素直な子に来てほしいのです。つまり、他の予備校は、「学力」で生徒を選別しますが、みすず学苑は、CMによって「性質」を選別してるのです。 だから、みすず学苑に入学すれば、「みんな明るくて、素直で、いい生徒ばかり」ということが、誰にでも分かります。あのCMのおかげで、「暗くて、気むずかしくて、文句ばかり言う生徒」が、自然に排除できるのです。それで、みすず学苑に入学すると、いい友達に恵まれ、通学するのが楽しいと言います。これも、みすず学苑の伝統であり、校風なのです。 また多くの場合、あのCMがいいと思う生徒は、既成概念の枠を越えられる生徒です。良くないと思う生徒は、既成概念の枠を越えられない生徒です。つまり、「予備校は、予備校らしくあるべきだ」と思う生徒です。そんな生徒は、そういう予備校に行けば良いのです。みすず学苑の指導や、合格率は、既成概念を越えたものばかりです。明るくて面白くて、いつも盛り上がっています。そして、一人一人が、夢中で2倍の勉強時間、3倍の学習量をこなすのです。 そうでなければ、どんなレベルからでも成績を伸ばし、13年連続93.04%の合格率は達成できません。あのCMは、実は高い合格率を誇る、38年のみすず学苑のノウハウでもあるのです。だから、今まであのCMの秘密を、公にしなかったのです。これからも、みすず学苑のCMを愛して下さい。





2015年2月5日木曜日

深見東州 大英博物館 凱旋個展!!!





今年も半田晴久さんの書画個展が開かれます。今回は、「 深見東州 大英博物館 凱旋個展!!!」という別名があり、正式な名称は「墨で個展個展、絵具で個展個展、見るのにてんてこ舞いの個展」だということです。ちなみに通称は「第15回 深見東州バースディ個展」なのだそうです。

今年もたいへん面白いユニークな名前がついていますが、プラス、大英博物館凱旋というのが、あらたな今年の特徴と言えそうです。



昨年の11月29日から12月1日の間、英国の大英博物館が主催し、半田晴久さんの個展「Captivating Calligraphy」が大英博物館内で開かれたそうです。
初日は半田さんも登場し、書のデモンストレーションを行ったようです。



















こちらのIFAC英国のサイトで詳細がご覧になれます。


写真でしたら、こちらに多く掲載されていました。



英国の大英博物館が主催しての個展ですから、世界的に半田晴久さんの書の価値が認知されたと思ってもよろしいでしょう。






2015年2月1日日曜日

半田晴久さんの驚異的な絵画の創作力




2014年04月5日 日中新聞

深見東州氏「作品」と「人生」語る  


3日3晩で作品106点一気に完成   


「れでぃ画画のような肩こってんのほぐれる個展!『第14回深見東州バースデー個展』」で深見東州氏は大要次のような挨拶をした。この日、挨拶に立った深見氏は羽織はかま姿。開口一番、深見氏は「私はどこのイベントもできるだけ羽織はかまを着用する。日中韓のイベントでは羽織はかまで出席することが多い。今日もこれから羽織はかまで巨大書道パーフォーマンスを行い、即効で和太鼓を叩く。昨年、開催した『スポーツ平和サミット』でも和服を着て、和太鼓を叩き、書を書いたら大変好評だった。このようにして日本文化に誇りと自信を持って堂々と表現していきたいと常日頃から考え、実践している」と語った。 

また、手に持っていた扇を開いて見せ「ちなみにこの扇の絵は私が描いた。アンデンティティをはっきりさせてオペラを演じたり、油絵を描くと西洋人には大変喜んでもらえる。さらに日本文化を具体的に示すと『素晴らしい』と大変喜んでもらえる。財力や権力ではない。文化・芸術性を評価してフレンドリーになれるのだ」「個人のフレンドシップが基礎にないといい仕事ができない。これが文化の背景にあるのだと思う。その上で国を思ったり、将来を思ったりする。そのことが日本のためになると確信している。政治や教育や芸術や外国語を勉強していくと、お茶・お花・能といった日本文化の素晴らしさが解る。文化は楽しみ、尊敬して学ぶものだと思う」と語った。

そして今回に作品の創作に触れ、「昨年は大変忙しくて3日3晩かけて106点を仕上げた。9点仕上げてあったので昨年は全部で115点だった。3日3晩で描いた作品はひらめいたまま描いた。短歌や俳句をやっている人は理解できると思うが、昭和天皇の短歌の先生はコツコツ創作しているわけではない。2、3日間で一気に作り上げている。普段から感性を研ぎ澄まし、一気に作品を仕上げる」と述べた。ここで深見氏は、「世界史を飾った芸術家のアンリ・マティス、『メサイア』を作曲したヘンデルも追いつめられるようにして歴史に残る作品を世に送り出している」と前置きし、深見氏自身も今回、個展の広告(全国紙全五段)を掲載し、「年齢と共に劣化してきた自分に喝を入れるということで追い込み、さらに締め切り効果で3日3晩で106作品を仕上げた。何事も原則はそのようなもので逃げ道のないように自分を追い込んで20代からさまざまな分野にチャレンジしてきた」と語った。

「世間でもどんなに年齢を重ねてもボケない人、いつもシャキッとしている人はチャレンジしている。そして若々しい」としながらも、60歳は男の身体の変わり目。60歳で死んでも悔やんではいけない。芸術は中途半端に騒がしたまま、揉めたままで死ぬのもお洒落かもしれない。度胸が一番大切だ。男らしく武士らしく堂々と決断していくことだ。いくら悟っても意味のないものだ。度胸や根性がなく、女々しい一年を送ったら悔むだろう」と語った。

さらに深見氏は「恐れたり、心配したり、懸念したりして精神的に負けるのは恥ずかしいものだ。1ミクロンでも心配しない、立派な人生とはどのような境涯、逆境にあっても恐れない、心配しない、懸念しないこと。大切なのは根性・度胸だ。負けたら恥じるのだ。揺るぎない根性で生きるべきだというのを63歳で思った。『度胸よく世界をぶちかます』この根性で生きていく。悔やまない人生、キラッと光る人生、恥ずかしくない人生。これが魂の若さであり、力だと思う」と語った。







昨年の半田晴久さんの個展における挨拶が、記事になっていました。文化・芸術に対する半田さんの見識の深さを感じる内容です。半田さんは外国の文化を深く理解し。その上で日本文化の素晴らしさを示すので、外国の要人達とも親しくコミニケーションがとれるのでしょう。これは国同士の交流、しいてはお互いに平和に外交をすすめていくための助けにもなると感じます。

それから、わずか3日で100点あまりの絵画作品を仕上げたということです。誤解のないようにしたいのは。それらの作品は、どれも一切の手抜きが無いことです。適当に書いて良いなら1日に30点書くことも可能でしょう。しかし私が自分の目で確かめた限り、そのような作品は皆無であるばかりか、1点1点に魂がこめられた渾身の作品ばかりでした。


しかも作風が様々であり。同じ作者が書いたとは思えないほどです。さらに言えば、絵画のサイズが100号以上の大作が多いことも特徴で、その迫力に圧倒されます。いったいだれがこのような絵を描けるのだろうと、驚かない人はいないと思います。そんな傑作を3日でこんなに描ける人は、半田さんだけでしょう。そういう意味で、半田さんはやはり天才なのでしょう。ダヴィンチとは作風の個性が違いますが、匹敵する才能をお持ちなのだと思います。